【脳】ニューロマーケティングの未来

皆様グッドサンデー。

 

真面目シリーズが続きますが
今日はニューロマーケティングのことを書きます。

 

ニューロマーケティングとは、脳波を解析しマーケティングに応用するという、
ぱっと見超すげーじゃん的なマーケティング手法です。

 

人間脳みそで動いてるんだから
脳みそをベースにしてマーケティングなんかしたら
もはやこの世を支配できるんじゃないかと。

 

あなたのこころの支配人、小木曽がお送りいたします。
的なね。的なね!!

 

 

 

 

 

すみません、真面目に書きます。
とはいえまだまだ事例は少なく認知度も高くありません。

ということでニューロマーケティングに関して、どんな価値があって、
どう使っていくべきなのかを、事例も交えて考えていきたいと思います。

 

ニューロマーケティングとは

 

まずはニューロマーケティングに関して
辞書的な意味を説明しときます。

 

一言で言うと”考えるより感じろ”です。
めんどくさかったら下記の段落は読まなくていいです。

 

ニューロマーケティングとは
ニューロマーケティングとは別名”神経マーケティング”、”心脳マーケティング”とも呼ばれ、人間の脳波の反応を解析することで、人間の無意識な行動や意思決定を解明し、マーケティングに活用する試みです。脳がどうやって物を買うことを決め、どうしてその決定に至ったのかを研究すれば、顧客の真のニーズを知ることができ、商品開発や販促活動に役立つとされており、近年注目度が増しております。また、近い言葉として五感マーケティングや、五感ブランディングといった言葉もあり、人の無意識に着目し、マーケティングに活用するといった意味では同様の目的で活用されます。

 

そんな感じです。
ひとって頭で考える前に買うと決めていることがほとんどらしいです。
無意識で買っちゃうので、いくら意識の部分に語りかけてもダメなケースがあります。

 

この前書いたブランディングの話も若干関係があります。
考える前に買うことを決めている。

 

企業のブランディング戦略とコンテキスト

 

ファスト&スローっていう有名な本にも近しい内容が書いてあります。
人間にはシステム1という思考とシステム2という思考があって
前者が早い思考、後者が遅い思考ということで
反射的な浅い思考と深い思考があるみたいです。

 

ニューロマーケティングの話に戻ります。

 

そんな感じで今すごくニューロマーケティングが注目されているっていう噂(少し前からですが)です。

 

なぜ今、ニューロマーケティングなんでしょうか。
スティーブジョブズは生前、次のようなことを言っております。

 

「消費者に、何が欲しいかを聞いて、それを与えるだけではいけない。
製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せてもらうまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」

 

実は消費者は自分の真のニーズを、自分でわかっていないことがあります。自分がどうしてその商品を買い、買う瞬間にどういった心理的変化を実話はわかっていないことが多いのです。

 

そのため、ユーザーインタビューなどの直接的な調査では、
顧客の真のニーズを知ることができないことがあります。
しっかりと市場調査をしたにもかかわらず、思うように商品が流行らないのはこのためです。
そこで登場するのが、脳波を活用し、人間の無意識を可視化するニューロマーケティングです。

 

真の顧客ニーズを探るために、人の無意識の部分、
つまり脳の無意識な反応を研究し、ユーザー自身もわかっていない真のニーズを理解することで、ユーザーが欲しいものをこちら側から提示することが可能となります。

 

なるほど、だんだん難しくなってきました。
つまり無意識に判断しているのに意識的なところを調査しても意味がないということですね。

 

そうなるとたしかにニューロマーケティングは重要な感じがしてきます。
ここからさらにニューロマーケティングの価値に関して深掘りしていきます。

 

ニューロマーケティングの価値は、無意識の見える化にあります。
つまり、これまではユーザー自身も知りえなかった、ユーザー心理、商品・サービスの脳への影響、広告・PRの効果に関して、脳波の計測により可視化することが可能となります。

 

一般的な企業の販促活動には、ユーザーの心理を知る手段としてユーザーインタビューなどの市場調査があります。広告においては、ABテストなどでユーザーの反応を検証し、検証データからユーザー心理を検証していく手法もあります。後者はともかく、ユーザーインタビューでは自分の本当の気持ちをわかっていないユーザーの、本質的な心理を理解することは難しいです。

 

そこで、もし仮に、一般的なマーケティング調査に加え、脳波によるユーザーの無意識の解析を行うことができれば、より早く、より正確にユーザーのニーズを理解することができます。
より確実に、ユーザーに受け入れられやすい商品を生み出したり、広告の打ち出し方なども改善することで、PDCAのスピードも高速化することができます。

 

従来のマーケティング手法に合わせて
ニューロマーケティングを使っていくことで
従来のマーケティングよりもはるかに効率的な活動が可能になります。

 

じゃあ実際にどう使われてるの?というところが気になりますよね?

 

ニューロマーケティングの有名な研究に、コカコーラとペプシコーラの研究があります。

この実験は、コカコーラとペプシコーラが好きにそれぞれの被験者に、
1回目はラベルを隠してどちらを飲んでいるのかわからない状態で、
2回目はラベルが見える状態でコーラを飲んでもらい、どちらが美味しいかを答えてもらう実験です。

 

すると、一回目はペプシコーラを選ぶ人が多かったのに関して、2回目はコカコーラを選ぶ人が多い、という結果になりました。

 

人は知らないうちに形成したバイアスを持っており、
それが実際の味覚などにも影響を及ぼすことがわかります。
つまり、メーカーにおいては、いくら商品の味や機能を改善しても、脳の中に無意識に形成されたブランドイメージなどによって打ち負けてしまうことがあるということです。
例えば食べ物において、”好きな味”ではなく、”好きなものの味”がその人の嗜好として影響を及ぼすことがあるということです。

 

ユーザーに心から愛してもらうブランドを作るには、
そういった人間の脳のメカニズムを理解した上で、ブランディング活動を行っていく必要があると言えます。それは、ユーザーインタビューなどの従来の方法では、実現しえない領域となります。

 

ニューロマーケティングに関してまとめてきました。
なんかやっぱりすごそうですね。ニューロマーケティング。
個人的には心理学との区別がつきにくいですが・・・
その辺りは正直業務ベースではあまり聞いしても仕方がないかと。

 

ここまでニューロマーケティング=脳のマーケティング的な意味で考えてきました。
脳のマーケティングというと、人間の心理が丸裸になるような、
万能なマーケティング手法のイメージがありますが、まだまだ課題が山積みみたいです。

 

まず、それ単体では何の役にも立たないという課題があります。

 

結局は人の脳波の変化を読み解いた結果、何を提供していくのかを考えていくプロセスが重要であり、当然それを実現する技術やサービスが必要となります。

 

あくまでできるのは人の心の分析です。
心がわかっても何も提供できないと意味がありません。

 

つまりはニューロマーケティングはマーケティング手段であり、
それ自体が何か世の中のためになるわけではありません。
正しい心を持って、その手段を使ってより世の中を良くしていく必要が有ります。

 

間違った認識で販促や商品開発を行ってしまうようなリスクを低減したり、
より効果的な活動を行うことができますが、
あくまでそれが実現できないと意味がありません。

 

しつこいですが大事なのは、その会社の提供できる価値の部分になります。
ニューロマーケティングは、自社のサービスの価値をより高めたり、
より多くの人に知ってもらうだけの手段でしかありません。

 

とはいえ、人は脳を通して購買を決定し、無意識で購買活動を行っていることが多いので、
その部分を知ることができることは大きな武器となります。
今行っている施策と組み合わせることで、さらに大きな成果に結びつけたり、
マーケティング施策を加速させる可能性は秘めているため、
ぜひ今後の研究に関しても注目していきたいです。

 

 

すごく真面目に書いてしまった。

 

 

今回は以上

 

 

おぎそ