『新しい道徳』とは 北野武さんの本の感想

北野武さんの道徳の本を読みました。
色々と考えさせられる本でしたが、一番刺さったのは徳というのは自分で考えるもの、ということ。
そもそも自分も小学生の頃、時間割に書いてあった「どうとく」の意味なんて、
全然わからなかったですからね。
わかりました?みなさん。
今でも曖昧です。道徳なんて。小学生にわかるわけがありません。
状況と立場によって変わりますし、正義と同じで買ったほうが正しい、となってしまいます。
結局はどれだけ他人のために自分のリソースを使えるかだと思うのですが
同じ自分のリソースでも自己犠牲的なスタンスだとあまり良くないとされます。
本当に相手のことを思って、何の迷いもなく相手に尽くして、引きずらない。
そういうスタンスが必要だと思います。
また、そのためにはある程度の余裕と力が必要です。
他社貢献の結果自分の近くにいる人の迷惑をかけてはいけませんし
より多くの他社貢献を行うためには力が必要です。
それは影響力であり、資金力であり、スキルであり、
いろんな力がありますが、つまりはエゴではどうにもならないんです。
自分も今年は徳を積むことを心がけているので
しっかりと力をつけて他社貢献していこうと思います。
今回は以上。
小木曽