ドラッカーの『経営者に送る5つの質問』の感想 

[2018年1月20日投稿 2018年6月2日]

 

こんばんは。
おぎそです。

 

先日ドラッカーの「経営者に送る5つの質問」という本を読みました。
せっかく読んだのでアウトプットも兼ねてまとめてみます。

 

抜粋しつつ自分の言葉でまとめているので少々読みにくい箇所もあるかと思いますが
できる限り自分の意見を盛り込みながらまとめましたので
良かったら読んでください。割と現場目線で書いたつもりです。

 

 

私は経営者ではありませんが、
今後の自分が仕事をしていく上での考え方として役に立った箇所も多かったです。
100ページくらいでサクッと読めますが、
何回でも読み直すべき本です。

 

 

まずこの本には2つの目的があります。
1つは読者自身の考えるの助けとなること、
そしてもう1つは組織における検討と決定の助けとなることです。

 

そちらを踏まえて、本書の内容である5つの質問を見ていきたいと思います。

1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?

 

 

 

目次

自己評価の必要性

 

成果をあげる上で、注意すべき点として、
実際に顧客を満足させるためのものではなく、
満足させると思い込んでるもののために
働いてしまうことがあるという点です。

 

したがって、顧客の価値を想像するだけではなく、
必ず顧客自身と対話することで、
直接聞かなければいけません。

 

今回紹介する5つの質問には、
顧客との対話が不可欠となります。
ですが効果は絶大です。

 

「5つの質問」は知識と意図を行動を変えます。
しかも来年等の先の話ではなく、
明日の朝にはもう行動が変わっています。

 

1.われわれのミッションは何か?

組織は全て、人と社会をより良いものにするために存在する。
すなわち、組織にはミッションがあります。
そしてミッションを成果に結びつけるには、
機会と能力と意欲が必要です。

 

また、ミッションは働くことの意味も示します。

 

常に「われわれのミッションは何か」を
正面に据える必要があります。

 

その上で、われわれの顧客は誰かを見極め、
顧客にとっての価値やわれわれにとっての成果を明らかにしていきます。

 

 

大きな一歩を考え、その上で「今日、何をするのか」が重要です。

 

その際の注意点としては、
金を理由に妥協をしてはいけないことです。
魂を売る行為となってしまいます。

 

ミッションは原則であるため、
妥協は許されません。

 

核となるミッションを妥協して、
いい組織ができるはずがなく、
のちのち苦しむのは経営者であり、自分です。

 

 

2.われわれの顧客は誰か?

組織には2種類の顧客が存在します。
1つは活動対象としての顧客。
そしてもう一方はパートナーとしての顧客です。
ものすごく簡単に言うと売る相手と組む相手です。

 

「われわれの顧客は誰か」という問いに答えることによって
顧客にとっての価値を知り、組織にとっての成果を知り、
成果のための計画を立てることができます。

 

顧客は変化してやまないため、
原則を守りつつ顧客の変化に応じて自ら変化していくことが必要です。

 

私が働いているWEBマーケティング業界でも
実際に起こっていることだと身をもって実感していることです。
顧客のニーズは変化しており、同じ顧客であっても、
5年前と今では全くニーズが異なることもあります。
それに合わせて自分も進化していく必要があリます。

 

「企業の目的は顧客の創造である。」とドラッカーは言っています。
現代であればこれに加え「ファンを作ること」を加えるでしょう。

 

またGEのジャックウェルチも「雇用を保証できるのは顧客だけである」と言っています。
お客様は神様、までは言いませんが、常に顧客を第一にかんがえることが、
結果自分へのプラスとして変えてきます。

 

そのため、まずは対象となる顧客が誰かを知らなければいけません。
そして誰が彼らに影響を与えるのか。
何が彼らを喜ばせるかを知りましょう。

 

今日の顧客は、商品の価値にお金を払います。
その価値が何かをかんがえる上で、
顧客の絞り込みが重要です。
ミッションと照らし合わせながら、常にかんがえるようにしましょう。

 

 

3.顧客にとっての価値は何か?

非常に重要な質問です。
顧客にとっての価値、欲求、ニーズは何かという問いは、
あまりに複雑なため、顧客しか知りません。

顧客にとっての価値を知るためには、
実際に顧客が言っていることを知らなくてはいけません。

まず初めに行うべきこととしては、
顧客の声を知ることです。

 

次に、顧客の価値を客観的な事実として受け入れ、
彼らの声をあらゆる検討と意思決定の基盤とすることが必要です。

 

その上で、顧客にとっての望み、
それに応えることができるわれわれの能力を問い、
活用できるものは何かを考えましょう。

 

価値を知るだけでは意味がないので、
われわれの能力に関してもしっかり理解し、
提供できる価値を最大化するための行動をとり、
成果につなげていきましょう。

 

 

4.われわれにとっての成果は何か?

成果は定性的、定量的に測ることができます。
定性的な評価は、変化の広がりと深さを教えてくれます。
詳細な観察やパターンの認識、機微に渡る物語が定性的な評価です。

 

これに対して定量的な評価は、
資源は成果に目蹴られたか、
進歩は見られたか、生活とコミュニティは改善したかを
具体的に見る上で必要です。

 

顧客に対し価値提供できているかを測るためには
成果を見る必要があります。
成果を最大化することが、
価値の最大化につながります。

 

成果にを最大化するために最初に行うべきことは廃棄です。
成果を生んでいないものを削ぎ落とすことから始めます。
詳しい計画に関しては後ほど記述しますが、
まずは無駄をなくすことから始める必要があります。

 

GEのジャックウェルチも経営を立て直す際に
シェア1位か2位以外の事業からは撤廃をしています。

 

リーダーは、成果が何であり、
何に力を集中すべきかを考える必要があります。
資源の浪費を防ぎ、意味ある成果を確実のものにするために、
何を行うかを決定する責任をもっています。

 

ドラッカーは成果をゴールとしています。
成果がゴールであり、成績です。
組織が掲げたミッションに対しての、
達成度を示すのが成果であり、活動の意味となります。

 

意味のある成果に向かって活動するために
われわれのミッション、顧客、顧客にとっての価値を明らかにした上で、
しっかりとわれわれの成果を考えましょう。
何を定量的な指標として追っていくのか。今どの程度、成果が上がっているのか。
そして、今後その成果はどう変わっていくのかを考える必要があります。

 

 

5.われわれの計画は何か?

ゴール、すなわち長期的な到達地に合意を得るのは容易なことではありません。
包括的かつ絞り込んだものにする必要があります。
いずれへ資源を集中するかを示すものがゴールです。

 

目標は具体的かつ評価可能でなくてはいけません。
マネジメントは評価可能な目標、行動、予算に加えて、
成果の具体例の定時が必要です。

 

計画のための5つの要素としては、
廃棄、集中、イノベーション、リスク、分析があります。

 

まず第一として成果をあげなかったものの廃棄から始まり、
第二に成功しているもの強化が必要です。

 

最高の成果を得られているときにこそ、
目標を引き上げられないかを考える必要があります。
第三として、明日の成功、真のイノベーション、
想像をかきたてるものの追求を行います。
新しいものに手をつけるときには、
「どうしたらよいか」を初めからかんがえる必要があります。

 

第四がリスクの評価であり、
長期のリスクと短期のリスクのバランスが必要です。

第五が分析であり、上記の要素を分析していく過程が必要になります。

 

計画とは詳細を支持する建築設計図ではなく、循環的なプロセスです。
方向は不動のもので、実行は柔軟に行うべきです。

 

 

常に5つの質問

1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?

を考え、改善のサイクルを回していく必要があります。

 

 

非常に勉強になったというか、
常に今後も考えていかなければいけない内容だったと感じました。
また、この5つの質問は組織としてだけではなく、個人とても重要だと思います。

 

1.私のミッションは何か?
2.私の顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.私にとっての成果は何か?
5.私の計画は何か?

 

人間だれしもが、何かに貢献したいという欲があります。
その際に、自分のミッションを定め、
ミッションステートメントを作成し、
具体的に何に貢献し、誰を幸せにして、
どうすれば価値を最大化するかを考え行動することが
幸福につながっていくのではないかと思います。

 

それは組織活動の中でも、
個人的な活動、人間関係でも同じです。
人は生きている以上、人と接して生きていくものです。

組織のミッションと個人のミッションが重なった時に、
もっとも力を発揮できるのではないでしょうか。

 

自分もまだまだ若輩者なので、
5つの質問を意識しながら精一杯生きていきたいと思います。

 

最後に本書で響いた言葉を抜粋します。

 

【響いた言葉】

ミッションとは今日を超えるものであって、かつ今日を導くものである。
ミッションは行うべきことを行うために、目標を設定し、資源を動員する

引用:経営者に贈る5つの質問

 

ミッションを実現するには、明日のゴールと今日の行動が不可欠である。

引用:経営者に贈る5つの質問

 

永遠にいたるには、明日への一歩から始めてはならない。積み重ねでは永遠にいたらない。

引用:経営者に贈る5つの質問

 

 

 

今回は以上。

 

おぎそ