【感想】アドミュージアム東京が楽しいって話

こんばんは。
おぎそです。
先日ようやく、
リニューアル後のアドミュージアム東京に行ってきました。
以前も3回くらい一人で行ってきたことがあるのですが
12月にリニューアルしてからなかなかいけておらず。
相変わらずいい感じだったので
今日はアドミュージアム東京の紹介をします。
アドミュージアム東京とは
まずアドミュージアム東京を知らない人もいるかと思うので
簡単に説明しますと、広告の博物館です。
江戸時代から現代までの広告の歴史や様々な展示、イベントが行われている
なかなかテンション上がるスポットでございます。
広告を通して新しい発見に出合う場所。
世界に例のない広告ミュージアム2002年に開館以来、200万人を超える方々にご来館いただき、広告の社会的・文化的価値への理解を深めていただく活動を行っています。江戸時代から現代まで約30万点の収蔵資料を誇り、ライブラリーでは、広告とマーケティング関連書籍の閲覧、広告作品のデジタルアーカイブを検索・閲覧することができます。
公式サイトはこちらからご覧ください。
アドミュージアム東京公式サイト
まず到着して思ったのが、
リニューアル後のアドミュージアムは
だいぶ雰囲気変わったなと。
思わず1度通り過ぎてしまったほどです。
卒論で大変お世話になったアドミュージアムがリニューアルしとる! pic.twitter.com/bDtaUwNCOa
— 新山栞 (@shioriniyama) 2018年8月3日
新しいアドミュージアムは、
図書館みたいな入り口に始まり、
非常に明るい雰囲気だったのですが
以前は下記のようにダークな感じでした。

以前のアドミュージアム東京
アドミュージアム東京のここが面白い
昔の広告を見ているとその時の時代背景や
人々の心情も考えてしまいます。
人の欲求は変わらないとはいえ、時代によって求めるものが違うというか
幸せの基準が違うんだなと感じます。
欲求というとマズローの欲求五段階説では
自己実現の欲求 (Self-actualization)
承認(尊重)の欲求 (Esteem)
社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
安全の欲求 (Safety needs)
生理的欲求 (Physiological needs)
という順番で欲求が上がっていくとされますが、
おそらくこの段階というのは今の基準がどこにあるかで
感じるであろう幸福度は変わってくるのかなと。
しっかり勉強したことはないですが多分そんな感じかと。
生きていることで精一杯だった人間は
安全なだけで相当な幸福を感じると思いますし
常に安全を感じている人はさらにその上のステージに行かないと
幸福を感じることはできません。
ちなみに
マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、
さらにもう一つの段階があると発表しており
自己超越 (Self-transcendence) の段階というらしいです。
これ見て君の名はのなんでもないやを思い出したんで
それはまた今度書きます。
話は脱線しましたが、アドミュージアム東京で感じたこととしては、
広告を考える上でユーザーのことを考えることも大事ですが
社会的な背景、時代の波を考えることも重要なんじゃないかと思います。
その時々、人々が感じていることや影響を受けるものがなんなのか
考える必要があります。
昔は新聞などの限られたところから情報が入ってこなかったので
たとえ広告だと知っていても貴重な情報源でした。
今は皆スマホを持っていて、自分から情報を手に入れることができます。
そして人は自分で決めたことに対しては責任を持とうとする傾向があります。
さらには情報を集めることに時間をかければかけるほど
コンコルド効果を強く感じるようになるため、
調べた時にしっかりと見つけてもらえる、というのが重要です。
そのため、広告のような向こうから売り込まれているように感じるものは
好まれない傾向にあるんじゃないかと思います。
実際私の周りにも広告はクリックしないと言った人はたくさんおります。
だからと言って広告は無駄ではなく、
単純購買行動以外にもメリットはたくさんありますので
それはまた別の機会に書くとします。
今回は広告の一部の側面しか見ていないので。
さあ、アドミュージアム東京へ行こう
長くなりましたが
何が言いたいのかと言いますと
アドミュージアム東京楽しい。
ワクワクします。
アドミュージアムにてTCC展わず。一つ一つの作品に立ち止まって、ノートにコピーを書き写してる学生が印象的でした。見習わないとないけないなぁ…。 pic.twitter.com/uYnYnDjXnE
— 二羽富士夫 (@wings_2100) 2018年8月1日
#TCC広告賞展 を見たくてアドミュージアム東京へ。 #新しい地図 の広告を作った時の思いを、代表で権八さんがコメントノートに記載されていて、何度も繰り返し読みました📔8/22まで開催されています。興味のある方は是非✨https://t.co/Yowe3Fp0nE pic.twitter.com/bcsvyGUzZg
— くるみ (@kulumi244) 2018年7月31日
しかも無料。無料です。
何周もしたくなります。
時間ギリギリに入ったのですが後悔しました。
まるで時間足りません。
1時間くらいは最低見ておいたほうがいいでしょう。
ちなみに今はこんな感じのイベントやってます。
思いつくを考える展

思いつくを9つのコトバから考える①

思いつくを9つのコトバから考える②
お土産も購入

広告は語る
そんなこんなで久しぶりにテンションが上がりました。
皆様もぜひアドミュージアム東京行ってみてください。
アド・ミュージアム東京にて
日本で最初のコピーライター平賀源内さんの言葉
「それまでのチラシは面白くない言葉を書き連ねていたので、遊び心で書いてみたら大ヒットしました」
「それ以降、世の中のチラシの表現が一変しましたね」 pic.twitter.com/RgLTetg923
— FLYER ARCHIVE JP (@FLYERARCHIVE_JP) 2018年8月3日
今日は以上
小木曽